9月になりました。
9月になりました
2学期が始まりましたね。コロナ禍が長引くなか、学校へ行けない人、勉強や生活に頑張ろうと思ってはいるんだけどうまくいかない人もいると思います。
今年は、東京2020オリンピック、パラリンピックが開催されました。コロナ禍の中、一年の延期を経て、多くの競技が無観客という異例の開催になりました。開催されることには賛否両論ありましたが、私は、たくさんの競技を興奮と感動とともに楽しみました。特に、パラリンピックは、初めてパラスポーツの楽しさ、素晴らしさに触れる良い機会になりました。
「失ったものを数えるな 残されたものを最大限生かせ」この言葉は、私の胸に響きました。
生まれつきの障害を持つ選手もいれば、思いがけない事故や疾病から障害を持つに至った選手もいました。歩んできた人生はさまざまです。いわゆる「健常人」には想像もできない苦しみを経験してきた人も多いはずです。でも、パラアスリートたちから受け取るのは、自分の成長を信じて、前を向いて進む明るさと意志の強さ、そして、自分の強さも弱さもすべてを生かして真摯に競技に向き合う姿です。
私は、これは自分を人と比べないところからくる強さだと思っています。私は、競技の勝敗よりも、パラアスリートたちのこの姿勢に感動しましたし、このような姿勢は、私たちのお手本になるのだと信じています。自分自身を信じて大切にする。子どもたちにも、日本で開催されたパラリンピックから、そんなことを感じてもらえたら嬉しいです。