私たちは、次のようなことをこころがけています。
☆お子さんの主体性を尊重するケア
治療の主人公はお子さん自身という考え方のもと、治療の選択肢をお示ししてお子さんやご家族の選択をサポートします。特にお子さんご自身が主体的に考えて治療に臨むのをサポートすることを大切にしています。その事が最も有効な治療となります。☆早期発見で二次障害を防ぐケア
私たちは、お子さんが発達障害と診断される前から、そのお子さんが元気に幸せに生活できるよう様々なサポートが大切だと考えています。発達障害と診断されるかどうかわからない場合でも、早めに対処することで生活の改善や二次障害への進展の阻止が期待できます。また、受診を続けて良くなり受診を卒業した後でも、「やっぱりちょっと…。」と思われた時には早めにご相談いただくと早めの対応が可能です。☆しっかり話を聞いて家族全体と関わるケア
お子さんだけでなく、親御さんの心と身体のケア、家族全体のケアを提供します。子育てに懸命なお母さんやお父さんの中には、ご自身の心や身体の健康を守ることが困難になってしまう人も少なくないでしょう。私たちは、お子さんの健康のために、ご両親の健康と幸せが大切だと考えています。そのために、まずはお話をしっかり伺ってお母さんやお父さんの心と身体のケアを提供します。☆ライフステージに沿ったケア
お子さんの成長とともにお子さんやご家族が抱えがちな問題は変わっていきます。乳幼児期、小児期、思春期、青年期、成人といったライフステージ毎の様々な課題に応じて、診察、治療だけでなく様々な専門家や社会資源の活用を含めたケアを提供します。☆学校などとの連携に心掛けるケア
お子さんが抱える課題は、学校など家庭の外の様々な生活の場で明らかになることが稀ではありません。私たちは、お子さんの治療とケアを考える時、ご本人やご家族のご理解を頂きながら、学校などとの連携に心掛けます。困ったり、迷ったらまずはご相談ください。そしてご本人やご家族の心配事や悩みをまずはお伝えください。