10月になりました。

夏が終わり過ごしやすくなり、勉強がはかどる時期です。入学試験を控えている人たちは、受験勉強に頑張る時期でもありますね。何かに頑張る、集中することについて、少し考えてみたいと思います。
「学業において、綿密に注意する事ができない、または不注意な間違いをする」とか、「課題または遊びの活動で集中し続ける事が難しい」などという理由でクリニックを受診する人も多いのではないでしょうか。「うちの子どもは、なかなか勉強に頑張ろうとしない、集中できない。好きな遊びは、頑張るのに…。注意欠陥多動性障害(ADHD)なのではないだろうか。」こんなことをお悩みの親ごさんも多いのではないでしょうか。親は全然集中できていないと言い、子どもは、親がうるさくて勉強する気にならないと言う。親子のいさかいのもとにもなりかねません。
「うちの子が、先生から、落ち着きがない、授業に集中できないと言われてしまった。家庭ではとっても良い子なのに…。」こんなことを悩むお母さんもいらっしゃることでしょう。
集中を持続する、何かに注意を向け続けるということは他の何かを無視し続けることでもあり、アフリカのサバンナに住むシマウマにとっては、生命の危機をも意味することもあるかも知れません。状況によっては、集中は必ずしも望ましくないことなのかも知れません。でも、私たちがお話ししているのは、子どもたちの生活ですね。勉強に集中して欲しい、そして良い成績をとって欲しいと願うのは親ごさんとして当然のことですね。
あなたのお子さんは集中できない、もしかしたらADHDかも知れないとお思いでしょうか。発達障害だと診断されてお薬を出してもらったら勉強に集中できるようになるかも知れないとお思いでしょうか。ことはそれほど簡単ではないかも知れません。
あなたのお子さんが集中できるようになるためにはどうしたら良いのでしょうか。解決策を考えるためには、集中できない理由を明らかにする必要があります。お子さんの認知、思考、感情、お子さんを取り巻く環境に目を向ける必要もあるでしょう。お子さんのモチベーションを高めることも大切です。このように理由を明らかにして解決策を考えるとき、専門家の助けを借りるのも良いかも知れません。

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